アリの種類


 地球上にアリは、何種類いるのでしょうか?実は、名前がついている(生態が明らかになっている)種で、1万5千種類以上います。名前がついていないアリを含めると2万種類を超えると言われています。

 では、私たちが住んでいる日本には、アリは何種類いるのでしょう?なんと!295種類が発見されています。日本はアリ大国なのです。

  これらの種には、学名がつけられています。世界共通の名前です。学名をもとに分類名がつけられています。分類を階層的に分類することによって、種の類縁関係や進化の系譜をみることができます。

 では、どのようにして、生物は分類されているのでしょうか?

 右の図は、動物の分類階級表です。例えば、ハダカアリの場合は、右の図のように分類することができます。

階級  ハダカアリの場合
 界(かい)  動物界
 門(もん)  節足動物門
 網(もう)  昆虫綱

 目(もく)

 ハチ目

 科(か)

 スズメバチ上科

 アリ科

 (ぞく)

 ハダカアリ属

 (しゅ)

 ハダカアリ

 この表をみると、アリは、ハチと同じ仲間に入ることがわかりますね。


◆参考文献◆